山口県北部 萩エリア

中村 眞一 Nakamura Shinichi

独創的な造形と用の器の仕事が交錯
凛として表情豊かな陶磁の世界


生年月日1947年10月30日
出身地山口県萩市
所属日展会友
現代工芸美術家協会本会員
萩陶芸家協会理事
窯元名眞白山窯
開窯年1973年
受賞歴
  • 1977年日展初入選 以後11回入選
  • 1980年山口県美術展 優秀賞 受賞
  • 1987年萩市教育文化奨励賞 受賞
  • 1988年山口県芸術文化振興奨励賞 受賞
所在地〒758-0063 山口県萩市山田工箱3867(Googleマップ
電 話0838-22-7947
交 通JR萩駅より奥玉江方面車で10分
駐車場3台
展示場

有(古い母屋の展示場で和風)


 山紫水明の地、白水山(しらみずやま)の麓に築かれた眞白山窯は、静閑を好む中村眞一の仕事場です。
 緑豊かな自然に囲まれ、作陶に没頭できる環境の中でオリジナリティーのある作品が誕生します。
 一九七〇年、名城大学法学部卒業後陶芸の道に入り、岐阜県陶磁試験場で藤井敬之と加藤幸兵衛のもとでひたすら修錬を積みます。一九七三年に念願であった登窯を築窯。食器や茶陶、花入、オブジェまでも熟し、自由な発想で制作したという彼の作品は、どっしりとした存在感があり、何より独創的です。
 それは伝統に捕われるだけの器ではなく、枠や通念を超えて表現する形であり、新しい可能性を示唆する陶芸。土の持ち味を大切にして土を生かしてやるという気持ちから発想が生まれ、それを実現する為に構想を練って作陶に励みます。
 「新しい物を作ろうという意識はありません。自分にしかできない物を形にしたい。真実一路ですよ。自分を信じて一筋に邁進するだけです」。
 独創性に溢れ技巧を凝らした作品は多大な影響を与え、一九七五年九州山口陶磁展入賞を始め、日本現代工芸美術展連続入選など数々の受賞と栄誉に輝きます。
「時間が許す限り旅に出て、人と出会い、物と触れ合い自然に抱れる。自分を取り巻くすべてのものが作陶の原点です。」
 萩焼と風土と人を大切に、これからも自分の形を求めて行きたいと、気持ちを静かに熱く語ってくださいました。