山口県北部 萩エリア

松尾 優子 Matsuo Yuko

才能と感性で個性を主張
伝統の萩焼の世界に新風を吹き込む


生年月日1978年7月22日
出身地山口県萩市
所属日本工芸会正会員
萩陶芸家協会理事
窯元名陶華山 松尾藻風窯
開窯年1973年
受賞歴
  • 2002年第99回九州山口陶磁展 受賞
  • 2004年第38回女流陶芸展 T氏賞受賞
  • 2005年第102回九州山口陶磁展 受賞
  • 2011年第108回九州山口陶磁展 受賞
  • 2012年第47回西部伝統工芸展 奨励賞
  • 2012年第66山口県美術展覧会 優秀賞
  • 2014年第67回山口県美術展覧会 佳作賞
  • 2014年第68回山口県美術展覧会 佳作賞
所在地〒758-0061 山口県萩市椿沖原414-19(Googleマップ
電 話0838-25-2136
交 通沖原バス停前
駐車場10台
展示場

有(美術品、茶陶、置物、一般食器)


 祖父の代から続く『藻風(そうふう)』の名前を後世に残す為、師である父から陶芸の道を勧められたという松尾優子。高校卒業後は陶芸の道へ進む可く祖父と父の里である有田に渡り、佐賀県立有田窯業大学校へ入学。一九九九年に陶磁器科製造技術専攻卒業後、絵付けの技法を学ぶ為に、上絵・下絵付技法研修科に入学し、柿右衛門、今右衛門調を習得しました。さらに磁器ろくろ技法を日本工芸会正会員、村島昭文に、デッサンを行動美術協会会員、藤崎恒瀬に学びます。二〇〇〇年に帰萩後は、父である藻風より指導を受けながら、磁器と陶器を共に熟す作家を目指しています。
 日常食器を中心に作陶するなか、萩の大道土をベースに水簸調合して浸透性を無くし、耐火性や強土を持つ土作りを行い、また色鮮やかな草花文や唐子、龍などの絵体を特徴とした作品の化粧部分には、御本手を出し萩焼らしさを表現。磁器作品にも挑戦し染付による作品を手掛けています。
 「これまでの萩焼は釉薬と焼成法で表現するというイメージがあったのですが、絵付けを施したり釉薬の色を変えることによって、萩焼の雰囲気を残しながらも新しい萩焼の表情が出せるのではないかと思うんです。」萩焼に幅広い可能性を感じるといいます。
 「絵付けを特徴とした作品が主ですが、萩焼の伝統を残しながら自分の個性が主張されるような焼物作りをして行きたいです。」
 意志の力で欲望や邪念にうち勝つという意の“克己”という言葉を胸に、邁進する毎日です。萩焼の中に吹き込まれた新風は、優美な香りを乗せて流れて行きます。