山口県中部・東部 山口・防府エリア

上田 敦之 Ueda Atsuyuki

現代の生活に合せ、伝統の技法を駆使し、
自分らしい食器を作る


生年月日1966年7月3日
出身地山口県防府市
所属日本工芸会準会員
萩陶芸家協会理事
窯元名松涛山窯
開窯年2000年
受賞歴
  • 2005年日本陶芸展入選(以後1回)
  • 2008年九州山口陶磁展 第3位受賞(以後1回)
  • 2010年日本伝統工芸展入選(以後2回)
    西日本陶芸美術展 経済産業大臣賞受賞
  • 2011年山口伝統工芸展 そごう広島店賞受賞
  • 2012年山口伝統工芸展 全農山口土の華賞受賞
  • 2013年山口伝統工芸展 朝日新聞社奨励賞受賞
  • 2014年山口伝統工芸展 下関大丸賞受賞
  • 2014年第3回陶美展入選
所在地〒747-0014 山口県防府市大字江泊字末田86-5(Googleマップ
電 話0835-24-1376(工房)
交 通防府駅より周南方面へ車で20分
駐車場10台
展示場

有(海の見える静かな所です)


 防府駅より周南方面へ車で約二十分。閑静な山間に陶芸家、上田敦之のギャラリー兼仕事場があります。
 爽やかな緑一色の中にあり、朝凪、夕凪が楽しめる海の見える場所。こんなところで陶芸に打ち込める方は幸せだな。
 どんな方かしらと胸を躍らせながら往訪しました。
 「まだ独立して五年目なもので、自分のスタイルが確立できていないのです。早く自分らしい物が作って行けるよう努力の毎日なんですよ。」
 個性的な風貌とは裏腹に、はにかみながら語る姿に親近感を抱きました。
 一九八五年に山口芸術短期大学に入学。高克己に学び、陶芸の授業を受けながら次第に陶芸に対する思いを膨らませ、一九八八年同大学陶芸研究科卒業、萩焼天寵山窯兼田昌尚に師事し修錬を積みました。
 その後独立し、防府市末田に松涛山窯を開窯し、萩の伝統の技法を守りながら自身の感性を取り入れ、茶陶やオブジェ、壺など、あらゆる物にチャレンジしながら作陶を続けます。個性豊かな作品で定評がありますが、日常使いの器も人気のひとつ。
 「上田敦之の萩焼というのかな。萩焼っぽくない雰囲気のやきものを作りたいですね。使いやすくて、しかも趣があって、たくさんの方に気軽に買っていただいて使ってもらえるような――。」
 土味の温もり、焼き上りのやさしさ、長く使っても飽きない萩焼の虜になった彼が生み出すどの作品からも、確かな造形力と研究心、器作りの情熱が伝わってきます。