山口県北部 萩エリア

岡田 泰 Okada Yasushi

目標は一年を区切りに前進
造形へこだわり毎日が格闘


生年月日1976年9月2日
出身地山口県萩市
所属萩陶芸家協会正会員
窯元名晴雲山岡田窯
開窯年1782(天明2)年
受賞歴
  • 2009年山口県美術展 優秀賞(以後1回)
    日本伝統工芸展 入選(以後5回)
  • 2010年山口伝統工芸展 朝日新聞社賞
  • 2012年九州山口陶磁展 熊本放送賞
    西部伝統工芸展 大分朝日放送賞
  • 2015年日本陶芸展 優秀作品賞・毎日新聞社賞
所在地〒758-0011 山口県萩市椿東前小畑一区(Googleマップ
電 話0838-25-3737
交 通JR東萩駅より車で5分
駐車場10台程度
展示場

有(茶陶を中心に展示)


 2002年に東京造形大学彫刻科を卒業、京都府立陶工高等技術専門校成形科、京都市工業試験場陶磁器専修科を修了して、2005年から父岡田裕に師事。「父や職人さんに囲まれ、指導を受けながら日々制作に励んでいます」
 京都では陶芸に関する基礎的な技法を幅広く学びました。しかし「やればやるほど問題や課題が出てきて、そこに面白さを見つけました」と、土と火と水の自然との関わりのなかで厳しさともどかしさを実感。「自然のなかでものが成形されていく面白さ」を強調します。また、「ものの見方や考え方を身につけたい」と、一年ごとの区切りで、自らを磨くスタンスを会得し、現在は「自分なりのかたちを模索」しています。
 そのかたちとは「自分の表現を伝える造形」で、そのためにロクロ、手びねり、タタラなどの成形技法にも挑戦して、ふだん使いの食器、茶陶のほか、自己を表現すべく花器や陶箱、鉢、オブジェなどもつくっています。「焦らずマイペースでやっていますが、レベルアップの意識だけはしっかりもち続けたい」
 帰郷して雑用にはじまり、土づくり、窯焚きと作陶の四季を経験してきた一年は「とにかく早かった」と述懐。そして、「土はなかなかいうことを聞いてくれない、いいところで止まってくれない。そのうえに乾燥、焼成とつづくのですから、土はまさに生き物」と陶芸にかける若者の格闘する姿が目に浮かぶようです。
 しかし、若者らしく夢は大きい。「伝統とは時代との関わりのなかで創造していくもの」と、「作家のみなさんが個性を出して、世界に発信する萩焼をめざしておられるので、自分もそのひとりになりたい」と、長い道に乗り出した若者です。